Google Cloud の仮想マシンインスタンスに SSH でリモートログインするには、以下の手順を実行する必要があります:
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Google Cloud Shell の起動
Google Cloud Shell は、Google Cloud Console に組み込まれたコマンドラインツールであり、Google Cloud リソースへの完全なアクセス権を提供します。
ページの右上隅にある「Activate Cloud Shell」ボタン(通常はナビゲーションバーの右側にあります)をクリックして起動します。Cloud Shell を初めて使用する場合、システムは小さな仮想マシンインスタンスを作成します。
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SSH キーの作成
Cloud Shell で、次のコマンドを実行して SSH キーペアを生成できます:
ssh-keygen -t rsa -f ~/.ssh/[KEY_FILENAME] -C [USERNAME]
[KEY_FILENAME]
をキーファイル名に、[USERNAME]
をリモートインスタンス上のユーザー名に置き換えてください。このコマンドを実行すると、システムはキーペアのパスワードを入力するように求めます。入力するかスキップするかは選択できます。注意:通常、
ssh-keygen
コマンドを実行する際にキータイプ(-t
オプション)を指定しなかった場合、デフォルトで RSA タイプのキーが生成されます。 -
Google Cloud に公開鍵を追加
生成した公開鍵を Google Cloud の「Metadata」ページに追加する必要があります。メタデータページで「SSH Keys」オプションを選択し、「Edit」ボタンをクリックしてから「Add Item」ボタンをクリックします。
公開鍵を表示するために
cat
コマンドを使用できます:cat ~/.ssh/[KEY_FILENAME].pub
[KEY_FILENAME]
をキーファイル名に置き換えてください。表示された内容をコピーし、それを「SSH Keys」ページの新しいアイテムに貼り付けます。 -
SSH でリモートインスタンスに接続
以下のコマンドを使用して、Google Cloud の VM インスタンスに接続できます:
ssh -i ~/.ssh/[KEY_FILENAME] [USERNAME]@[IP_ADDRESS]
[KEY_FILENAME]
をキーファイル名に、[USERNAME]
をリモートインスタンス上のユーザー名に、[IP_ADDRESS]
を VM インスタンスのパブリック IP アドレスに置き換えてください。
上記の手順により、Google Cloud の仮想マシンインスタンスに SSH で接続できるようになります。問題が発生した場合は、お気軽にお問い合わせください。